id 例文id 例文 対象方言 話者性別 話者生年 方言訳 1 方言訳 2 備考・コメント 単複(節タイプ) 述語タイプ 文法形式 語彙・構文
426 26 もっと静かなところで寝たい。 沖縄県宮古郡多良間村水納島 1939 ンネピ トゥリートゥリヌ トゥクマンドゥ ニンブッサ アイ ンネピ ヌカーヌカヌ トゥクマンドゥ ニンブッサ アイ 動詞の希望形は動詞に付く形容的語幹〈~ぶす〉によって形成される。〈~ぶす〉は日本語の「欲しい」と同源。「もっと」は〈んねぴ〉あるいは〈んめぴ〉。〈んね〉・〈んめ〉の部分は日本語の「今」と同源。 複文(名詞節)《平叙文(希望)》 形容名詞:連体非過去
動詞:希望(断定非過去)
①場所(デ) もっと
427 27 夕焼けで空が赤い。 沖縄県宮古郡多良間村水納島 1939 ユーヤ]キシードゥ ティンヌ アカシャ アイ 単文《平叙文》 形容詞:断定非過去 ①起因(デ)、①主体(ガ)
428 28 子どもの頃は一人でトイレに行くのがとてもこわかった。 沖縄県宮古郡多良間村水納島 1939 ヤラビシャ アイケー トーカーシー フインケー イケー ユードゥ ウトゥルッサ アタイ 宮古語では動詞の基本的な語形がそのまま名詞に転じうるので、本例文の準体形は基本形と同形である。〈~しゅ〉によって形成される準体形も可能。〈とーかー〉「一人(one person)・独り (alone)」は宮古や八重山に分布する形式である。その語源は不明である。 複文(名詞節)《平叙文》 動詞:連体(ノ)非過去
形容詞:断定過去
①手段(デ)、①着点(ニ)、①対象(ガ)、②主題(ハ)、③連体(ノ)、⑤名詞節(ノ) とても
429 29 うどんやそばなら安いだろう。 沖縄県宮古郡多良間村水納島 1939 ウドゥ]ントゥカ スゥバー ヤッサドゥ [ア]イ パズ ウドゥ]ンテーン アラン [シュバナ]ギ アタ[カー ヤッサ]ドゥ アイ [パ]ズ 「~や」に対して〈~とぅか〉を使用することもできるが、宮古語としては必ずしも一般的な表現であるとは言えないかもしれない。そもそも「~や」を使った並列の表現は宮古語では訳しにくい傾向がある。方言訳2はより明示的な表現であり、直訳は「うどんだけではなくて、そばなど」となる。 単文《平叙文(推量)》 形容詞:推量非過去 ②主題(ナラ)、④並列(ヤ)
430 30 古本屋に本を高く買い取ってもらった。 沖縄県宮古郡多良間村水納島 1939 フルホンヤーンドゥ ホンヌ タカータカ カイトゥラスタイ 形容的語幹の重複形は副詞形として機能する。「~てもらう」の表現はなく、使役形を使う。 単文《平叙文》 形容詞:副詞用法
動詞:断定過去
①相手(ニ)、①対象(ヲ) てもらう
431 31 天気が悪くて、誰も来ない。 沖縄県宮古郡多良間村水納島 1939 ヴァーツキヌ バッシャンドゥ ターマイ クーン ティンキヌ バッ]シャ アリードゥ [ターマイ クー]ン 形容的語幹の名詞・副詞形に〈~ん〉「~に」を付けて原因・理由を表すことが可能である。ただし、この用法は〈~ば〉に比べて確定条件の意味合いが強い可能性もある。接続形〈ありーどぅ〉による翻訳も同様かもしれない。存在量化不定語は疑問詞に〈~まい〉「~も」を付けて作る。 複文(テ節)《平叙文》 形容詞:中止【原因・理由】
動詞:否定(断定非過去)
①主体(ガ)、⑥中止節(テ) だれも
432 32 もっと安ければ、買えたのに。 沖縄県宮古郡多良間村水納島 1939 ンネピ ヤッサ アタカー カーイタイ パズ アイシュガ ンメピ ヤッサ アタカー カーイタイ パズ アイシュガ 形容的表現は補助動詞によって形成されるため、条件形は動詞と同じく〈~たかー〉・〈~たからー〉である。 複文(副詞節)《平叙文》 形容詞:仮定【反事実的条件】
動詞:可能【状況】(連体(ノ)過去+逆接形式)
⑥条件節(バ)、⑥逆接(ノニ)
433 33 一人で遊びに行っても、楽しくない。 沖縄県宮古郡多良間村水納島 1939 トーカー]シー アスビガ イカバマイ [ムットゥ ウミッ]シャ ネーン 形容的表現の否定は形容的語幹の名詞・副詞形と〈ねーん〉「ない」の補助動詞によって表される。譲歩は〈~ばまい〉。〈むっとぅ〉の前にピッチがリセットされるようである。 複文(副詞節)《平叙文》 動詞:譲歩
形容詞:否定(断定非過去)
①手段(デ)、①目的(ニ)、⑥逆接(テモ)
434 34 天気さえよくなれば、出かけられる。 沖縄県宮古郡多良間村水納島 1939 ティンキヌテーン ジョー]サ ナイタ[カラー ンディラリ]ドゥスー ティンキヌダン ジョー]サ アタ[カラー ンディラリ]ドゥスー 形容的表現の生起相は形容的語幹のはだかの名詞・副詞形と〈ない〉「成る」で表される。名詞・副詞形を〈~ん〉「~に」でマークすることは不可で、その点で形容的語幹の名詞・副詞形は名詞と区別される。極限は限定を表す〈~てーん〉「~だけ」を使うほか、〈~だん〉も使う。後者は日本語の「~だに」と同源である。 複文(副詞節)《平叙文》 形容詞:なる
動詞:仮定【予測的条件】
動詞:可能【状況】(断定非過去)
②極限(サエ)、⑥条件節(バ)
435 35 太郎はまだ中学生だ。 沖縄県宮古郡多良間村水納島 1939 タロー]ヤ ミダ チューガクセイド[ー テンスなど、様々な文法範疇を表す形態素が要求されない場合、コピュラは用いられない。〈~どー〉「~よ」は終助詞。 単文《平叙文》 名詞:断定非過去 ②主題(ハ) まだ
436 36 子どものときは1000円でも大金だった。 沖縄県宮古郡多良間村水納島 1939 ヤラビパダー シンインシーマイ ウプジンドゥ アタイドー コピュラは動詞の〈あい〉である。〈あたい〉はその過去形。否定形は規則的な〈あらん〉で、否定形が補充形〈ねーん〉が使われる「有る」とは区別される。 単文《平叙文》 名詞:断定過去 ②主題(ハ)、②極限(デモ)、③連体(ノ)
437 37 これはどろぼうの足跡だろう。 沖縄県宮古郡多良間村水納島 1939 クレー ヌスドゥヌ パギアトゥ パズ 推量は〈ぱず〉で表される。 単文《平叙文(推量)》 名詞:推量非過去 ②主題(ハ)、③連体(ノ) これ
438 38 それは私の傘で、あれは先生の傘だ。 沖縄県宮古郡多良間村水納島 1939 ウレー アガ サ]ナ [カレー シンシー]ガ サナ 一人称の形式について例文18を参照。この例文は2文で表現されており、2文目(〈かれー...〉)の始まりにはピッチがリセットされる。 複文(副詞節)《平叙文》 名詞:中止【並列】
名詞:断定非過去
②対比(ハ)、③連体(ノ) それ、あれ、一人称代名詞
439 39 もし明日いい天気なら、子どもたちを連れて、どこかへ行こう。 沖縄県宮古郡多良間村水納島 1939 ムスンガ アタ]ー ジョーティンキ [ア]タカラー ヤラビヌ [ンメウ サーリ ンダガラーンケー イカ コピュラは通常の動詞と同じ活用をしているため、条件形は〈~たかー〉・〈~たからー〉。〈いか〉「行こう」は相手を含む勧誘形である。勧誘形は子音語幹動詞の場合、語根に〈~あ〉を付けて作るが、母音語幹動詞の場合は語根と同形である(〈いでぃ〉「出よう」)。目上でない人を表す名詞の複数形は〈~ぬ んめ〉の分析的な表現で表す。〈~ぬ〉は属格助詞で、〈んめ〉は「群れ」と同源とされている。「どこか」は〈んだがらー〉。全称量化不定語は疑問詞に〈~がらー〉を付けて作る(〈いつがらー〉「いつか」など)。 複文(副詞節)《平叙文(意志)》 名詞:仮定【予測的条件】
動詞:中止【同時進行】
動詞:意志【勧誘用法】
①対象(ヲ)、①相手(ト)、①方向(ヘ)、⑧複数(タチ) 明日、たち、どこか
440 40 この傘と靴は私のではない。 沖縄県宮古郡多良間村水納島 1939 クヌ サナトゥ クツェー アガ ムノー アラン コピュラの否定形は形成が規則的な〈あらん〉である。 単文《平叙文》 名詞:否定(断定非過去) ②主題(ハ)、④並列(ト)、⑧名詞代用形式(ノ) この
441 41 A:明日もここに来る(か)? B:うん、来ようと思っているよ。 沖縄県宮古郡多良間村水納島 1939 A:アタマ]イ クマン[ケー クーズ]ナ B: ン]ー [クー]ティドゥ ウメー [ブ]イ A:アタマイ クマンケー キーグマタナ B: ンー クーティドゥ ウメー ブイ 例文1と同様にこれからの一回限りの動作に対しては基本形は使わず、意思形〈くーずー〉か未来形〈きーぐまた〉を使う。肯否疑問文は終助詞〈~な〉で作る。この〈~な〉は特殊な韻律的な振る舞いを示しており、アクセント型の実現とは無関係に先行する音節が必ず高く、それ自体が必ず低く付く(例文42Aの述語を参照)。目下や同等に対する肯定応答詞は〈んー〉、目上に対しては〈おー〉。 A:単文《疑問文(真偽疑問)》
B:複文(引用節)《平叙文》
A:動詞:断定非過去
B:動詞:意志/動詞:継続【結果】(断定非過去)
A:①着点(ニ)、②累加(モ)、⑦疑問(カ)
B:⑤引用節(ト)、⑦伝達(ヨ)
A:明日、ここ
B:肯定応答詞
442 42 A:どうして来ないの(か)? 来るって言っていたじゃない(か)。 B:ごめん。ちょっと体調が悪いんだ。 沖縄県宮古郡多良間村水納島 1939 A:ヌ]ッタイ クーンニバ [ク]ーティードゥ イジー ブタイ ア[ラン]ナ B:グブリ]ー [イピーッチャ パダー ネー]ン 疑問詞疑問文において述語が〈~ば〉によって形成される疑問形になる。Aの〈くーんにば〉は否定疑問形。引用助詞は〈~てぃー〉で、相手・並列の〈~とぅ〉とは区別される。〈ぐぶりー〉「ごめん」は「御無礼」の借用語。「少し(少量)」は〈いぴーちゃ〉で、それに含まれる〈ちゃ〉は(通時的に)副詞形を作る要素である。〈くーんにば〉と〈ぐぶりー〉の後に文境界があり、ピッチがリセットされる。 A1:単文《疑問文(疑問詞疑問)》
A2:複文(引用節)《疑問文(確認要求)》
B:単文《平叙文》
A1:動詞:否定(連体(ノ)非過去)
A2:動詞:断定非過去/動詞:継続【進行】(断定過去)
B:形容詞:連体(ノ)非過去
A1:⑦ノダ、⑦疑問(カ)
A2:⑤引用節(ッテ)、⑦ジャナイカ
B:①対象(ガ)、⑦ノダ
A:どうして
B:ごめん、ちょっと
443 43 A:あそこにいるのは太郎(か)? B:いや、太郎ではなくて、次郎じゃない(か)? 沖縄県宮古郡多良間村水納島 1939 A:カマ]ン ブイ ムノー [タロー]ナ B:アラ]ン タ[ロー]ヤ アラン ジ[ロ]ー ア[ラン]ナ 準体法の一つに〈むぬ〉を形式名詞として使った用法がある。否定応答詞はコピュラの否定形である。否定のコピュラ文では名詞が主題形になる。ただし、〈~まい あらん〉「でもない」などのように取り立てに関わる他の助詞に入れ替えることも可能である。 A:複文(名詞節)《疑問文(真偽疑問)》
B:複文(副詞節)《疑問文(確認要求)》
A:動詞:連体(ノ)非過去/名詞:断定非過去
B:名詞:否定(中止【並列】)/名詞:否定(断定非過去)
A:①場所(ニ)、②主題(ハ)、⑤名詞節(ノ)、⑦疑問(カ)
B:⑥副詞節(テ)、⑦ジャナイカ
A:あそこ
B:否定応答詞
444 44 A:どれがあなた(おまえ)の傘(か)? B:これがわたし(おれ)の傘だよ。 沖縄県宮古郡多良間村水納島 1939 A:ンディヌガ ッヴァガ シャナ アイバ B:クイガドゥ アガ シャナ 質問において動詞の疑問形が要求されるため、コピュラが用いられるが、それに対する返答では用いられない(例文35を参照)。二人称は〈っヴぁ〉で、基本的に同等か目下の人に使う。目上の人には沖縄語からの借用語である〈うんじゅ〉を使う。 A:単文《疑問文(疑問詞疑問)》
B:単文《平叙文》
A:名詞:断定非過去
B:名詞:断定非過去
A:①主体(ガ)、③連体(ノ)、⑦疑問(カ)
B:①主体(ガ)、③連体(ノ)、⑦伝達(ヨ)
A:どれ、二人称代名詞
B:これ、一人称代名詞
445 45 A:この本、読む(の)なら貸してやるよ。 B:その本ならもう読んでしまった。 沖縄県宮古郡多良間村水納島 1939 A:クヌ シュムツウ ユマディ アタカー カラシャンーナ B:ウヌ ホン アタカー ンメ ユミードゥ ウキ 〈~んー〉は疑問文特有の意思形である。多良間方言では一人称の肯定文でもこの動詞形が使えるが、水納島方言のインフォーマントは疑問文以外の用法を許容していない。動作が完了していることを補助動詞の〈うき〉「おく」で表す。 A:複文(副詞節)《平叙文》
B:単文《平叙文》
A:動詞:連体(ノ)非過去+ナラ【認識的条件】
B:動詞:断定過去
A:②主題(無助詞)、⑦伝達(ヨ)
B:②主題(ナラ)
A:この、てやる
B:その、もう、てしまう
446 46 A:隣の家にどろぼうが入ったんだって。 B:え、そうなの? 隣に入った(の)なら、うちも気をつけなければならないね。 沖縄県宮古郡多良間村水納島 1939 A:トゥナイヌ ヤーンケー ヌスドゥヌ クマイタイティーナ B:エー アンシーナ トゥナインケー クマイタラパー アンターマイ キーウ ツキダカー ナランヤー 伝聞は文末に付く引用助詞の〈~てぃー〉で表す。〈~たらぱー〉は過去条件形。当為を表すには日本語とパラレールな表現が使われる。すなわち、動詞の否定条件形に〈ならん〉「成らない」を後続させる。同意要求は終助詞〈~やー〉によって表される。〈あんたー〉は相手を含まない排他複数形である。 A:単文《平叙文》
B1:単文《疑問文》
B2:複文(副詞節)《平叙文(当為)》
A:動詞:連体(ノ)過去
B1:名詞:連体(ノ)非過去
B2:動詞:連体(ノ)過去+ナラ【認識的条件】/動詞:否定(仮定)
A:①着点(ニ)、①主体(ガ)、⑦ノダ、⑦伝聞(ッテ)
B1:⑦ノダ
B2:①着点(ニ)、②累加(モ)、⑦当為(ナケレバナラナイ)、⑦同意要求(ネ)
447 47 A:雨が降りそうだから窓を閉めておいてくれ。 B:もう閉めてあるよ。 沖縄県宮古郡多良間村水納島 1939 A:アミヌ ッフィブッスゥギ ナリー ブイバ マドゥー シミー ウキー ッフィルヨー B:ンメ シミードゥ ウキ 様子は〈~ぶっすぅぎ〉の形容的語幹によって表される。〈~ぶっすぅぎ〉は〈~ぶす〉「~たい(希望)」に〈~ぎ〉「~ようだ」が付いた形式である。〈~よー〉は命令形とよく共起する終助詞である。「~ておく」や「~てくれる」は接続形に後続する〈うき〉「おく」と〈っふぃ〉「くれる」によって表される。なお、宮古語の接続形は日本語の「て形」とは同源でないことに注意されたい。 A:単文《命令文(依頼)》
B:単文《平叙文》
A:動詞:命令
B:動詞:断定非過去
A:①主体(ガ)、①対象(ヲ)、⑥原因・理由節(カラ)、⑦様態(ソウダ)
B:⑦伝達(ヨ)
A:ておく、てくれる
B:てある
448 48 A:そばを食べに行こうよ。 B:そばよりうどんのほうがいいな。 沖縄県宮古郡多良間村水納島 1939 A:シュバフォーガ イカンーナ B:シュバユ]イシャー ウドゥンヌドゥ [マ]ス[ヤ]ー 〈~んー〉は疑問文特有の意思形(例文45を参照)。比較の基準は〈~ゆいしゃー〉で表す。b型の〈しゅば〉「そば」に付いた時の実現パターンでも確認できるよう、この助詞は(ゆい)(しゃー)のように2つの韻律語を形成する。「(~のほうが)いい」は〈ます〉で表す。 A:単文《平叙文(勧誘)》
B:単文《平叙文》
A:動詞:意志
B:形容詞:断定非過去
A:①対象(ヲ)、①目的(ニ)、⑦伝達(ヨ)
B:⑧比較(ヨリ)
B:~のほうがいい
449 49 A:イロハ書店という本屋がどこにあるか知らない(か)? B:知っているよ。むこうに看板が見えるだろう? 沖縄県宮古郡多良間村水納島 1939 A:イロハショテンティヌ ホンヤヌ ンダンガ アイガ ッサンナ B:ッシードゥ ブイヨー、カマン カンバンヌ ミラリー ブイサー B:ッシードゥ ブ]イヨー ウマンドゥ [カンバン]ヌ ミーラリー [ブ]イダラー 終助詞の〈~さ〉は強めの主張である。その代わりによりニュートラルな〈~だらー〉も使える。 A:複文(疑問節)《疑問文(真偽疑問)》
B1:単文《平叙文》
B2:単文《疑問文(確認要求)》
A:動詞:否定(断定非過去)
B1:動詞:継続【結果】(断定非過去)
B2:動詞:推量非過去
A:①主体(ガ)、①場所(ニ)、⑤疑問節(カ)、⑦疑問(カ)、⑧連体引用(トイウ)
B1:⑦伝達(ヨ)
B2:①場所(ニ)、①対象(ガ)
450 50 A:[本荘うどん]って食べたことがある(か)? B:うん、あれって本当においしいよね。 沖縄県宮古郡多良間村水納島 1939 A:ホンジョーウドンティー フォータイ バーヤ アイドゥスーナ B:ンー カレー ホントー ンマイドー 〈あいどぅすー〉は動詞の焦点形。動作の有無(「するか・しないか」)が聞かれているため、動詞の方に焦点標識を付ける。〈ふぉーたい ばーや あい〉は「食べたことがある」の直訳で、動詞の接続形に〈みー〉「見る」を後続させた表現もよく用いられる。 A:複文(名詞修飾節)《疑問文(真偽疑問)》
B:単文《疑問文(同意要求)》
A:動詞:連体過去/動詞:断定非過去
B:形容詞:断定非過去
A:②主題(ッテ)、⑦疑問(カ)
B:②主題(ッテ)、⑦同意要求(ヨネ)
A:したことがある
B:肯定応答詞、あれ
※[]内は当該地域の名物料理。
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