id 例文id 例文 対象方言 話者性別 話者生年 方言訳 1 方言訳 2 備考・コメント 単複(節タイプ) 述語タイプ 文法形式 語彙・構文
176 26 もっと静かなところで寝たい。 福岡県福岡市 1983 モット シズカナ トコロデ ネローゴター。 モット シズカナ トコロデ ネタカ。 複文(名詞節)《平叙文(希望)》 形容名詞:連体非過去
動詞:希望(断定非過去)
①場所(デ) もっと
177 27 夕焼けで空が赤い。 福岡県福岡市 1983 ユーヤケデ ソラノ アカカ。 ユーヤケデ ソラガ アカカ。 単文《平叙文》 形容詞:断定非過去 ①起因(デ)、①主体(ガ)
178 28 子どもの頃は一人でトイレに行くのがとてもこわかった。 福岡県福岡市 1983 コドモン トキワ ヒトリデ トイレニ イクトノ タイガイ コワカッタ。 コドモン トキワ ヒトリデ トイレニ イクトガ タイガイ コワカッタ。 複文(名詞節)《平叙文》 動詞:連体(ノ)非過去
形容詞:断定過去
①手段(デ)、①着点(ニ)、①対象(ガ)、②主題(ハ)、③連体(ノ)、⑤名詞節(ノ) とても
179 29 うどんやそばなら安いだろう。 福岡県福岡市 1983 ウドンヤラ ソバナラ ヤスカローヤ。 ウドンヤラ ソバヤッタラ ヤスカローヤ。 単文《平叙文(推量)》 形容詞:推量非過去 ②主題(ナラ)、④並列(ヤ)
180 30 古本屋に本を高く買い取ってもらった。 福岡県福岡市 1983 フルホンヤニ ホンバ タコーデ コーテ モロータ。 フルホンヤニ ホンバ タコー コーテ モロータ。 単文《平叙文》 形容詞:副詞用法
動詞:断定過去
①相手(ニ)、①対象(ヲ) てもらう
181 31 天気が悪くて、誰も来ない。 福岡県福岡市 1983 テンキノ ワルーシテ ダレモ コン。 テンキガ ワルーシテ ダレモ コン。 複文(テ節)《平叙文》 形容詞:中止【原因・理由】
動詞:否定(断定非過去)
①主体(ガ)、⑥中止節(テ) だれも
182 32 もっと安ければ、買えたのに。 福岡県福岡市 1983 モット ヤスカレバ カエタトイ。 モット ヤスカッタラ カエタトイ。 複文(副詞節)《平叙文》 形容詞:仮定【反事実的条件】
動詞:可能【状況】(連体(ノ)過去+逆接形式)
⑥条件節(バ)、⑥逆接(ノニ)
183 33 一人で遊びに行っても、楽しくない。 福岡県福岡市 1983 ヒトリデ アソビー イッタッチャ タノシューナカ。 複文(副詞節)《平叙文》 動詞:譲歩
形容詞:否定(断定非過去)
①手段(デ)、①目的(ニ)、⑥逆接(テモ)
184 34 天気さえよくなれば、出かけられる。 福岡県福岡市 1983 テンキサエ ヨー ナレバ デカケラルー。 テンキサエ ヨー ナレバ デカケラレル。 複文(副詞節)《平叙文》 形容詞:なる
動詞:仮定【予測的条件】
動詞:可能【状況】(断定非過去)
②極限(サエ)、⑥条件節(バ)
185 35 太郎はまだ中学生だ。 福岡県福岡市 1983 タローワ マダ チューガクセータイ。 終助詞は何でもよいがあったほうがよい。 単文《平叙文》 名詞:断定非過去 ②主題(ハ) まだ
186 36 子どものときは1000円でも大金だった。 福岡県福岡市 1983 コドモン トキワ センエンダッチャ タイキンヤッタ。 コドモン トキワ センエンデチャ タイキンヤッタ。 単文《平叙文》 名詞:断定過去 ②主題(ハ)、②極限(デモ)、③連体(ノ)
187 37 これはどろぼうの足跡だろう。 福岡県福岡市 1983 コレワ ドロボーノ アシアトヤローヤ。 コレワ ドロボーノ アシアトヤロー。 単文《平叙文(推量)》 名詞:推量非過去 ②主題(ハ)、③連体(ノ) これ
188 38 それは私の傘で、あれは先生の傘だ。 福岡県福岡市 1983 ソレワ ワタシノ カサデ アレワ センセーノ カサタイ。 終助詞は何でもよいがあったほうがよい。 複文(副詞節)《平叙文》 名詞:中止【並列】
名詞:断定非過去
②対比(ハ)、③連体(ノ) それ、あれ、一人称代名詞
189 39 もし明日いい天気なら、子どもたちを連れて、どこかへ行こう。 福岡県福岡市 1983 モシ アシタ ヨカ テンキナラ コドモタチバ ツレテ ドッカ イコー。 モシ アシタ ヨカ テンキヤッタラ コドモタチバ ツレテ ドッカ イコー。 複文(副詞節)《平叙文(意志)》 名詞:仮定【予測的条件】
動詞:中止【同時進行】
動詞:意志【勧誘用法】
①対象(ヲ)、①相手(ト)、①方向(ヘ)、⑧複数(タチ) 明日、たち、どこか
190 40 この傘と靴は私のではない。 福岡県福岡市 1983 コノ カサト クツワ ワタシントジャナカ。 コノカサト クツワ ワタシントヤナカ。 単文《平叙文》 名詞:否定(断定非過去) ②主題(ハ)、④並列(ト)、⑧名詞代用形式(ノ) この
191 41 A:明日もここに来る(か)? B:うん、来ようと思っているよ。 福岡県福岡市 1983 A:アシタモ ココ クルヤ? B:ウン コヨート オモイヨーバイ。 A:アシタモ ココ クルネ? B:ウン コヨート オモイヨーバイ。 A:単文《疑問文(真偽疑問)》
B:複文(引用節)《平叙文》
A:動詞:断定非過去
B:動詞:意志/動詞:継続【結果】(断定非過去)
A:①着点(ニ)、②累加(モ)、⑦疑問(カ)
B:⑤引用節(ト)、⑦伝達(ヨ)
A:明日、ここ
B:肯定応答詞
192 42 A:どうして来ないの(か)? 来るって言っていたじゃない(か)。 B:ごめん。ちょっと体調が悪いんだ。 福岡県福岡市 1983 A:ナシ コントヤ? クルテ イーヨッタローガ。 B:スマン。 チョット グアイノ ワルカトタイ。 A:ナシ コントネ? クルテ イーヨッタローガ。 B:スマン。 チョット グアイノ ワルカトタイ。 A1:単文《疑問文(疑問詞疑問)》
A2:複文(引用節)《疑問文(確認要求)》
B:単文《平叙文》
A1:動詞:否定(連体(ノ)非過去)
A2:動詞:断定非過去/動詞:継続【進行】(断定過去)
B:形容詞:連体(ノ)非過去
A1:⑦ノダ、⑦疑問(カ)
A2:⑤引用節(ッテ)、⑦ジャナイカ
B:①対象(ガ)、⑦ノダ
A:どうして
B:ごめん、ちょっと
193 43 A:あそこにいるのは太郎(か)? B:いや、太郎ではなくて、次郎じゃない(か)? 福岡県福岡市 1983 A:アスコイ オルトワ タローヤ? B:ウンニャ タロージャノーシテ ジローヤナイ? A:アスコイ オルトワ タローネ? B:ウンニャ タローヤノーシテ ジローヤナイ? A:複文(名詞節)《疑問文(真偽疑問)》
B:複文(副詞節)《疑問文(確認要求)》
A:動詞:連体(ノ)非過去/名詞:断定非過去
B:名詞:否定(中止【並列】)/名詞:否定(断定非過去)
A:①場所(ニ)、②主題(ハ)、⑤名詞節(ノ)、⑦疑問(カ)
B:⑥副詞節(テ)、⑦ジャナイカ
A:あそこ
B:否定応答詞
194 44 A:どれがあなた(おまえ)の傘(か)? B:これがわたし(おれ)の傘だよ。 福岡県福岡市 1983 A:ドレガ オマエノ カサヤ? B:コレガ オレノ カサタイ。 A:ドレガ オマエノ カサネ? B:コレガ オレノ カサタイ。 A:単文《疑問文(疑問詞疑問)》
B:単文《平叙文》
A:名詞:断定非過去
B:名詞:断定非過去
A:①主体(ガ)、③連体(ノ)、⑦疑問(カ)
B:①主体(ガ)、③連体(ノ)、⑦伝達(ヨ)
A:どれ、二人称代名詞
B:これ、一人称代名詞
195 45 A:この本、読む(の)なら貸してやるよ。 B:その本ならもう読んでしまった。 福岡県福岡市 1983 A:コノ ホン ヨムトナラ カシチャーゼ。 B:ソノ ホンワ モー ヨンデ シモータ。 A:コノ ホン ヨムトナラ カシチャーバイ。 B:ソノ ホンワ モー ヨンデ シモータ。 A:複文(副詞節)《平叙文》
B:単文《平叙文》
A:動詞:連体(ノ)非過去+ナラ【認識的条件】
B:動詞:断定過去
A:②主題(無助詞)、⑦伝達(ヨ)
B:②主題(ナラ)
A:この、てやる
B:その、もう、てしまう
196 46 A:隣の家にどろぼうが入ったんだって。 B:え、そうなの? 隣に入った(の)なら、うちも気をつけなければならないね。 福岡県福岡市 1983 A:トナリノ イエニ ドロボーガ ハイッタゲナ。 B:エ ソーネ。トナリニ ハイッタトナラ ウチモ キオ ツケナイカンネ。 A:単文《平叙文》
B1:単文《疑問文》
B2:複文(副詞節)《平叙文(当為)》
A:動詞:連体(ノ)過去
B1:名詞:連体(ノ)非過去
B2:動詞:連体(ノ)過去+ナラ【認識的条件】/動詞:否定(仮定)
A:①着点(ニ)、①主体(ガ)、⑦ノダ、⑦伝聞(ッテ)
B1:⑦ノダ
B2:①着点(ニ)、②累加(モ)、⑦当為(ナケレバナラナイ)、⑦同意要求(ネ)
197 47 A:雨が降りそうだから窓を閉めておいてくれ。 B:もう閉めてあるよ。 福岡県福岡市 1983 A:アメガ フリソーヤケン マドバ シメトッチャッテンナイ。 B:モー シメチャーバイ。 A:単文《命令文(依頼)》
B:単文《平叙文》
A:動詞:命令
B:動詞:断定非過去
A:①主体(ガ)、①対象(ヲ)、⑥原因・理由節(カラ)、⑦様態(ソウダ)
B:⑦伝達(ヨ)
A:ておく、てくれる
B:てある
198 48 A:そばを食べに行こうよ。 B:そばよりうどんのほうがいいな。 福岡県福岡市 1983 A:ソバ タベ イコーヤ。 B:ソバヨリカ ウドンノ ホーガ ヨカネ。 A:単文《平叙文(勧誘)》
B:単文《平叙文》
A:動詞:意志
B:形容詞:断定非過去
A:①対象(ヲ)、①目的(ニ)、⑦伝達(ヨ)
B:⑧比較(ヨリ)
B:~のほうがいい
199 49 A:イロハ書店という本屋がどこにあるか知らない(か)? B:知っているよ。むこうに看板が見えるだろう? 福岡県福岡市 1983 A:イロハショテンチュー ホンヤガ ドコニ アルカ シランヤ? B:シットーバイ。ムコーニ カンバンノ ミエローガ? A:イロハショテンチュー ホンヤガ ドコニ アルカ シランネ? B:シットーバイ。ムコーニ カンバンノ ミエローガ? A:複文(疑問節)《疑問文(真偽疑問)》
B1:単文《平叙文》
B2:単文《疑問文(確認要求)》
A:動詞:否定(断定非過去)
B1:動詞:継続【結果】(断定非過去)
B2:動詞:推量非過去
A:①主体(ガ)、①場所(ニ)、⑤疑問節(カ)、⑦疑問(カ)、⑧連体引用(トイウ)
B1:⑦伝達(ヨ)
B2:①場所(ニ)、①対象(ガ)
200 50 A:[本荘うどん]って食べたことがある(か)? B:うん、あれって本当においしいよね。 福岡県福岡市 1983 A:カロノウロンテ クータコト アルヤ? B:ウン アレ ホンナコテ ウマカローガ。 A:カロノウロンテ クータコト アルネ? B:ウン アレ ホンナコテ ウマカローガ。 A:複文(名詞修飾節)《疑問文(真偽疑問)》
B:単文《疑問文(同意要求)》
A:動詞:連体過去/動詞:断定非過去
B:形容詞:断定非過去
A:②主題(ッテ)、⑦疑問(カ)
B:②主題(ッテ)、⑦同意要求(ヨネ)
A:したことがある
B:肯定応答詞、あれ
※[]内は当該地域の名物料理。
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